人に言えないような相談も聞いてもらうことができました。
 
					Hさん 女性 30代 主婦・OL
人に言えないような相談も聞いてもらうことができました。
カウンセリング期間:約9ヶ月
※実際の事例を参考としていますが、個人情報保護の観点に基づき、フィクションで構成させていただいております。
私は結婚して子どもがいますが、育児でも仕事でも「自分はちゃんとできていないな」と感じることが多く、いつも自分に自信が持てませんでした。
ただ、夫との関係は、相手の浮気が原因で数年前から冷え切っていて、夫に悩みを相談することもできませんでした。
そういった虚しさを埋めるために恋愛に走ってしまうことが多く、外に恋人をつくって心の拠りどころにしていました。
しかし、付き合いはじめのころは満たされた気持ちになれますが、だんだん関係が落ちついてくると、相手の気持ちが冷めてしまったんではないかと不安になってしまい、最初のとても愛されていた時期の愛情をもう一度ほしいと思ってしまって、気持ちが不安定になるような恋愛を繰り返していました。
それでも子どもたちのことを考えると離婚する考えも持てず、そんな気持ちの浮き沈みの激しい中で、なんとかバランスを取ろうともがくような日々が続いていました。
でも、そんな自分を何とかしたいという気持ちも強く持つようになっていきました。
ただ、そういう恋愛は社会的には認められないことだというのも分かっていたので、周りの友だちにもなかなか相談はできませんでした。
親友だけには少し話をしましたが、それでも理解はしてもらえないなと感じていました。
特に女友達は、同性だからこそ許せない気持ちもあるだろうなと思っていました。
誰にも悩みを話せなくて、さらにストレスをふくらませるような毎日が続いていました。
そんな時にレンさんのカウンセリングを知り、今の状態を何とかしたい、この悩みは第三者にしか相談できない、と思ってカウンセリングを申し込みました。
レンさんのカウンセリングを受けて、自分がいつも不安を感じてしまう理由が、子どもの頃の家庭環境、特に母親からじゅうぶんに愛情をもらえなかったことにあるんではないかと分かってきました。
母は子どもよりも自分の気持が優先の人で、機嫌が良いとこっちを向いてくれましたが、機嫌が悪いときは「あっちに行って」と突き放されていました。
私は母に、気を引かないと自分を見てもらえないという気持ちが強くあって、いつも母の顔色をうかがっていました。
私は人から愛される価値のある人間なのかがずっと分からなくて、いつも家族以外の誰か、特に恋愛で、自分の価値を認められたいと考えて生きてきました。
恋愛で認められることで、初めて気持ちが満たされる感覚が得られていたんだと思います。
それでも結婚前は、付き合った男性から大切にされることも多くて自信が持てていましたが、結婚して子どもを産んでからはそういう機会も無くなり、夫との関係性が壊れてからは、自分にまったく自信が持てなくなってしまっていました。
しかし、その不安や自信の無さの理由が、親との関係性にあると分かってきたことで、納得感があり、「じゃあこれからどうして行ったら良いかな」と前向きに考えることができるようになっていきました。
寂しさを恋愛で穴埋めしようとしていたことが原因だったので、恋愛以外で自分の気持ちを満たして、自分を認めてあげたらいいんだと考えられるようになりました。
レンさんは、そういう周りの人に相談しにくい悩みも受け止めてくれて、批判せずに話を聞いてくれました。
なので、話しにくい相談も、とても安心して話すことができました。
そして、ただ話を聞いてくれるだけではなく、色々な知識をもとに「こういう理由があるかもしれませんね」とアドバイスをくれて、それで自分の中には無かった発想がどんどん広がっていって、自分の感情の理由がはっきりしていく感覚がありました。
今は頭の中が整理されたことで、恋愛に執着する気持ちが無くなってきたと感じています。
自分が幸せになるには恋愛が絶対に必要だと思って生きてきましたが、恋愛が無くても大丈夫、自分は幸せに生きられる、と感じられるようになりました。
それも、レンさんのカウンセリングを受けて、初めて気がつくことが多かったおかげだと思っています。
今は恋愛以外に、趣味でも目標を持ったり、仕事でも将来の夢について考えるようになりました。
だいぶ視野が広がって、自分らしく自然体で生きられるようになったなと感じています。