『自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと』を見つけるには?(前編)

『自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと』を見つけるには?(前編)

この記事のテーマ
『自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと』を見つける方法について解説します。
この記事をオススメする方
  • 『自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと』を見つけたい方
  • 『自分がやりたいこと』が分からなくなっている方
  • 『Well-being(ウェル・ビーイング)』な生活を送りたいと思っている方

『ウェル・ビーイング』な人生を送るには、「自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと」を知ることが大切です。

『自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと』を見つける方法について知りたい方は、こちらの記事をお読みください。

この記事の概要

この記事は、『Well-being(ウェル・ビーイング)』を実現する上で重要となる『自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと』の見つけ方について解説しています。

この記事の信頼性
  • 有名メンタルコーチによって書かれた書籍を基に記事を構成しています。
  • 信頼できる引用元からの引用を元に、記事を構成しています。
 
廉(レン)

みなさん、こんにちは。
みんなが “ウェル・ビーイング” に生きる方法を研究する、『ウェルビーイング・ラボ』
管理人の廉(レン)です。

 
マコ

こんにちは。 ウェルビーイング・ラボ、アシスタントのマコです♪

 
ウェルビー

こんにちは! ウェルビーイング・ラボ、マスコットのウェルビーです!

 
廉(レン)

さて。
当サイトでは「健康」で「幸せ」な、「『ウェルビーイング(Well-being)』な人生」を送る方法を研究していますが、
今回は、
『自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと』を見つけるには?
をテーマに考えてみたいと思います。

「自分が本当にやりたいこと」を見つけるためのキーワードは、『欲望』!

「自分が本当は何をしたいのか」を知らない人が多い!

 
廉(レン)

前回の記事で、
「私たちが『ウェルビーイング』を実現するためには、
自分が何をしたら

  • ・【楽しい】
  • ・【気持ちいい】
  • ・【おもしろい】
  • ・【心がウキウキする】

と感じるのか、を知ることが第一歩」
とお伝えしましたね。

 
 
マコ&ウェルビー

はーい。

 
廉(レン)

しかし、何をしたら自分が
↑のように感じるか、を知ることは
意外と難しい
、という話もしたと思います。

 
マコ

なかなか普段、考えないですからね〜。

 
廉(レン)

そうですね。
小さいころから勉強や習い事に追われ、
中学・高校、場合によっては小学校から受験勉強に追われ、
就職してからは仕事に追われて、

「自分が本当は何をしたいのか」

なんて考えるヒマも無いまま生きてきた
という方も多いように感じています。

そういう私もその中の一人でした。

 
ウェルビー

現代人は、余裕がなさすぎるビーな。

 
廉(レン)

そうかもしれないですね。

しかし今では、自分なりの答えを見つけることができています。

そのきっかけとなったのは、
私にいろいろな考え方を教えてくれた人たちや、
様々な視点を与えてくれた本との出会い
でした。

 
マコ

いろんな出会いで、人は成長するんですね。

 
廉(レン)

まさにですね。

さてそこで、1つご紹介したい本があります。

メンタルコーチの大平信孝さんが書かれた
『本気で変わりたい人の行動イノベーション』
という一冊です。

 
ウェルビー

お〜、今日は教科書つきの授業ビーな〜。

 
廉(レン)

そういう事になりますね。

この本を読んだ時、私の中でいくつもの「気づき」がありました。

そして、この本と出会って、
「自分が本当にやりたいこと」
を見つけるためのヒントをもらった
気がします。

今日はそれをみなさんにもご紹介したいと思います。

 
マコ

わ〜い、パチパチパチ〜。

『自分が本当にやりたいこと』を見つけるキーワードは『欲望』!

 
廉(レン)

さて、著者の大平さんの言葉を借りると、

『自分が本当に好きなもの・自分が本当にやりたいこと』
を見つけるためのキーワードは

『欲望』

です。

 
 
マコ&ウェルビー

「欲望〜〜〜〜?」

 
廉(レン)

そう、「欲望」です。

『欲望』

と聞いて、みなさんはどんなイメージを抱きますか?

 
マコ

ん〜〜、なんて言うか、

  • ・「ドロドロしてて」
  • ・「ちょっと汚くて」
  • ・「自分勝手」

みたいな感じ?

 
ウェルビー

欲望といえば………エロス!!

 
廉(レン)

忌憚のないご意見、ありがとうございます。

おふたりが挙げてくれたように、
『欲望』と言うと、どちらかと言うとネガティブなイメージを抱く方が多いのではないかと思います。

 
マコ

あんまりポジティブな意味で『欲望』って使わないですもんね〜。

どっちかって言うと、あんまり持ってはいけない物っていうイメージが…。

 
廉(レン)

そうだと思います。

それもそのはずで、学校で

  • ・夢を持ちなさい
  • ・目標を持ちなさい
  • ・大志を抱きなさい

などと教わることはあっても、

  • ・欲望を持ちなさい

と教えられた人は、多分ほとんどいないでしょう。

 
ウェルビー

そんあアナーキーな学校は、あんまり無いビーな〜。

 
廉(レン)

ですねー。

『欲望』というのは非常に「自己中心的」なもの、
「抑えつけなくてはいけない醜いもの」、
というイメージを、何となく抱いていた人が多いのではないかと思います。

しかし、

『自分が本当に好きなもの・自分が本当にやりたいこと』

を見つける上では、
この『欲望』が、大切なキーワードになってくるのです。

 
マコ

そうなんですねー。
欲望……まだあんまりピンとこないけど。

 
廉(レン)

先ほど話したように、
『欲望』という言葉には、少しネガティブなイメージがあるように思います。

しかし、『欲望』というのは『欲』を『望む』、つまり『欲を持つ』ということです。
そして、「欲を持つ」こと自体は、決して悪いことではありません。

たとえば『意欲』という言葉がありますが、
強い意志を持って『どん欲』に活動することが、
人間の向上心やモチベーションに繋がる
こともあります。

 
マコ

それはそうですね〜。
あとは、「食欲」とかも、生きていく上では必要な欲ですね♪

 
ウェルビー

せ、せ、「性欲」も!!

 
廉(レン)

噛むな噛むな。

でも、それも人類が存続するための、大切な欲の1つですね。

なので、『欲望』そのものは、決して悪いものではありません。
大切なのはその『欲望』を、「良い方向に使うこと」
なのです。

 
マコ

それは確かにそうだと思います♪

自分の『欲望』に気がつくためには、まず『体の声』を聞こう!

「欲望 = 頭の声、体の声、心の声」

 
廉(レン)

それでは改めて、「あなたの人生における、大きな『欲望』は何でしょうか」?

 
マコ

んーー、人生における、かぁ…。

 
廉(レン)

もちろん、ここで「ハイ!私の欲望は〜…」と、スラスラ答えられる人は少ないでしょうね。

なので、一度『自分の人生の欲望』について、考えてみてください。

ポイントは、
「それが『道徳的に良いこと・悪いこと』であるかどうか、はいったん忘れて考える」
ことです。

 
マコ

え、道徳的なことは忘れちゃっていいの?

 
廉(レン)

はい。

善悪や正しい・正しくないなどの枠組みをいったん忘れて、
「自分の『欲望』に忠実になって考えてみる」ことが大切
です。

…と言っても、実際に犯罪などの反社会的な行動を取ってはいけないのは言うまでもありません。
あくまでも考え方のヒントです。

 
マコ

自分の欲望… ん〜〜〜、ぜんぜん考えたこともないから、何も浮かんでこない!w

 
ウェルビー

ぼくは、食って寝ることしか興味ないビ〜〜。

 
廉(レン)

ウェルビーくんは、そのへん分かりやすいですねー。

どうでしょうか?

スッと思い浮かんだ人もいれば、
なかなか出てこない人もいるかと思います。

ここで、本日の教科書、
『本気で変わりたい人の行動イノベーション』
から、もう1つの考え方をご紹介したい
と思います。

 
マコ

おっ、ヒントがもらえるんですね。

 
廉(レン)

この本の中で著者の大平さんは、

「欲望 = 頭の声、体の声、心の声」

だと説明されています。

 
マコ

頭の声・体の声・心の声?

 
廉(レン)

そうです。

『頭の声』とは、「自分が普段考えていること」と、ほぼほぼイコールだと考えて良いでしょう。
むしろ多くの人は、自分の中にはこの『頭の声』しか存在しないと思っているのではないでしょうか。

しかし大平さんは、この『頭の声』とは別に、『体の声』と『心の声』が存在すると言われています。

 
ウェルビー

たしかに、お腹が減ったら「グ〜」って鳴るビーな。

まずは自分の『体の声』を聴く!

 
廉(レン)

それもまあ、一種の『体の声』ですね。

『体の声』とは、たとえば

  • ・疲れて体が動かない
  • ・睡眠不足で頭がボーっとする
  • ・お腹が減ってしまいやる気が出ない
  • ・風邪をひいてしまって体がダルい
  • ・健康体でエネルギーがみなぎっている

などの状態のことです。
こういった状態の時、体は、私たちにサインを出しています。

 
マコ

なるほどー、たしかに。
頭痛や腹痛も一種のサインですもんね。

 
廉(レン)

そのとおりです。

本当はこういう時には、

  • ・疲れていたら休む
  • ・眠かったら眠る
  • ・お腹が減っていたら食事をとる

ほうが良いのです。

しかし、真面目で一生懸命な人ほど、こういった「体の声」に気がつかず、

  • ・やる気が出ないのは、自分に気合いが足りないからだ
  • ・疲れているけど、この仕事だけは終わらせておかないと
  • ・眠いけど、睡眠を削ってでも勉強しよう

といったように、「体の声」をスルーしてしまっているのです。

 
マコ

あ〜、真面目な人ほどそうなりやすい、っていうのは分かります。

 
廉(レン)

ですね。

するとどうなるかと言うと、
当然のように、体にはダメージが蓄積されていきます。
その結果、

  • ・集中力が高まらずに、非効率に時間を浪費してしまう
  • ・「自分はやる気の足りないダメな人間だ」と自己嫌悪におちいってしまう
  • ・身体を壊して病気になり、最悪の場合は寿命を縮めてしまう

といった、悪い結果を引き起こしてしまうのです。

 
ウェルビー

ぼくはそんなことならないけど、なっちゃう人はかわいそうビーな。

 
廉(レン)

そうですね。

私たちが

  • ・疲れた
  • ・眠い
  • ・お腹が空いた
  • ・身体がダルい

と感じる時は、すべて
「体からのSOS信号」です。

そして、
この『体の声』になるべく耳を傾けることが、

『自分が本当に好きなもの・自分が本当にやりたいこと』

を見つける、第一歩となるのです。

 
 
マコ&ウェルビー

なるほど〜。

そして、『心の声』も聞こう!

『心の声』にも、自分が本当にやりたいことが現れる!

 
廉(レン)

そしてもう一つ、大切なのが『心の声』です。

『体の声』は、主に「体の不調」時に発せられるサインでしたが、
同じようなことが「心の不調」時にも生まれてきます。

 
マコ

心の不調時…そうかもしれない。

 
廉(レン)

たとえば、

  • ・落ち込んでいると、やる気が出ない
  • ・やりたくない事をやっていると、なかなか集中できない
  • ・嫌なことを言われて、気分がモヤモヤする

などです。

 
マコ

あ〜、ありますねぇ。
落ち込んでると、何も動きたくなくなります。

 
廉(レン)

ですね。

いまはネガティブな気分の時の例を挙げましたが、
逆に、ポジティブな気分の時にも「心の声」は出てきます。

  • ・これをやっていると、時間を忘れて熱中してしまう!
  • ・この人と一緒にいると、楽しい気分になってくる!
  • ・大好きなものを食べると、テンションが上がる!

などの感情です。

 
ウェルビー

ぼくも、ウマい魚を食べるとテンションアゲアゲになるビ〜〜!

真面目な人ほど、『心の声』をスルーしてしまう!

 
廉(レン)

そうそう、それそれ!

しかし、これも『体の声』と同じく、
きちんとしたしつけを受けて、真面目に生きている人ほど

「目上の人の言うことはちゃんと聞かないと」
「人に迷惑をかけてはいけない」

と、自分を押し殺す方向に考えてしまいがちです。
そして、内に秘める『心の声』をスルーしてしまうのです。

 
マコ

あー、わかる…。
こう見えても高校生まで優等生だったんで、
わたしもこんな感じでした…。

 
ウェルビー

マコちゃん、そうだったビーか。

でも、人間は周りに合わせることも必要じゃないビーか?
イルカは必要ないけど。

 
廉(レン)

もちろん、社会で生活していく上では、
周りの人の指示に従ったり、自分を周囲に合わせる部分も必要
です。

しかし、

  • ・自分が本当にやりたいこと
  • ・自分が本当にやりたくないこと

を我慢してまで、周囲に合わせる必要はないと私は思います。
そこまでやってしまうと、「自分」という存在が無くなってしまうからです。

 
マコ

「自分がなくなる」…わかる〜。

 
廉(レン)
  • ・自分はこれがしたい
  • ・自分はこれはしたくない

そういった感情に素直になって、「自分の意志」で行動するからこそ、
そこに「自分」という存在が生まれる
のではないでしょうか。

 
マコ

「自分の意志」…あ〜、本当それですね〜〜。

 
廉(レン)

そしてその、

  • ・自分が本当にやりたいこと
  • ・自分が本当にやりたくないこと

を知るために必要なのが、『心の声』に、耳を傾けることなんです。

 
ウェルビー

『心の声』、めっちゃ大事!!

 
廉(レン)

そのとおりです。

  • ・あれをやらなければいけない
  • ・これをやってはいけない

と、義務感・責任感を強く抱いて生きている人ほど、
『心の声』は聞こえにくくなってしまっている
かもしれません。

しかし、ここで思い返してみてください。

だれでも子どもの頃は、今よりはもっと、

  • ・あれがやりたい!
  • ・これがやりたい!

という『心の声』に素直だったんではないでしょうか。

 
マコ

あ〜〜、そうかもしれない。
わたしも中学生くらいから、
「もう中学生なんだから、しっかりしなさい」って
よく言われるようになったかも…。

 
廉(レン)

なるほど。
つまり裏を返せば、マコさんも
もっと子どもの頃は、ちゃんと『心の声』を聞けていたんです。

 
マコ

ホントですよね…。

それがいつの間にか、
親の目を気にして、友達の目を気にして、時間に追われて、テストの点数に追われ、ノルマに追われ、通帳の残高に追われ…

 
廉(レン)

マコさん?

話を戻すと、だから『心の声』は自分の中にもともと無いわけではなく、
「聞き方を忘れてしまった」だけ
なんです。

なので、もう一度ちゃんと耳をすませば、
あなたの心の奥から発せられた『心の声』が、
きっと聞こえるようになる
はずです。

 
マコ

うんうん、分かります〜。

まとめ

 
廉(レン)

それでは今回のまとめです。

 
廉(レン)

長くなったのでいったん締めますが、
次回も引き続き、

『自分が本当に好きなもの・自分が本当にやりたいこと』
を見つける方法
について考えていきたいと思います。

みなさんが『ウェルビーイング』な毎日を送られることを、 心から応援しています。
今日もご清聴、ありがとうございました!

 
 
マコ&ウェルビー

ありがとうございました!

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