カウンセリングを受けたことで、仕事のプレッシャーから開放されました。

Rさん 女性 20代 OL

カウンセリングを受けたことで、仕事のプレッシャーから開放されました。

カウンセリング期間:約9ヶ月

※実際の事例を参考としていますが、個人情報保護の観点に基づき、フィクションで構成させていただいております。

私がレンさんのカウンセリングを受けたきっかけは、新卒で入った会社がブラック企業で、そこで毎日のように怒鳴られたり、罵声を浴びせられたりなどのパワハラを受けて、精神的に疲れ果ててしまったことでした。
その後に転職した会社でもセクハラや社内いじめなどがあり、これから先も自分が社会でやって行けるのかという不安が大きくて、その不安をいい方向に変えたいという気持ちがあって、カウンセリングを受けてみようと思いました。
そのころはよく暗い気持ちになってしまっていたんですが、少しでも楽しく生きていきたいという気持ちはまだあって、でもどうしたらそれができるのか分からない、というような状態でした。

当時から一人暮らしだったんですが、転職と同時に引っ越しをする必要があって、それもあってお金のことにも悩んでいました。
でも友達には、お金の話や、あまりにも暗い話をすると困らせてしまうかなという気持ちもあって、相談することができませんでした。
それと、友達だと私の味方になってくれるとは思いますが、逆に客観的な意見を言ってもらいづらいかな、と思った部分もあります。
それもあって、プロのカウンセラーさんに、第三者目線からの意見をもらいたいなという気持ちもありました

ブラック企業で働いていた時は精神的に追い込まれていて、どん底の状態でした。
毎日パワハラを受けていて、その中で仕事をこなすのに必死で、生きていくのに精一杯。
メイクをする気も起きないほど心に余裕がなくて、家に帰ったらストレス解消のために暴飲暴食。
そんな自分が嫌で自信も失ってしまい、それがまたストレスになるような日々でした。
当時は恋愛も二の次で、このまま一生彼氏もできないんじゃないかな、と思うほど自己肯定感が下がっていたと思います。

転職後はもう少しマシにはなりましたが、それでも上司からセクハラを受けたり、小さなミスで激怒されたり、そういうことが重なって、自分も上司と話すだけでイライラしてしまったり、毎日大きなストレスを感じていました。
そんな日が続いて、会社でもだんだん周りの人たちと良い関係を築けなくなってしまいました。

そんな状態でレンさんのカウンセリングを受けたんですが、カウンセリングで話を聞いてもらうことで、自分の自己肯定感の低さの原因が、子どもの頃の家庭環境にあることがだんだん分かってきました。

私は子どもの頃から、父に毎日のように暴力を振るわれていました。
また、母からも、身体的な暴力は多くはありませんでしたが、自分を否定する言葉をたくさん浴びせられていました。
勉強やスポーツができないと「恥ずかしい」と言われたり、「失敗作」と言われたこともありました。
容姿をけなされたり、「子どもは好きじゃない」とも言われました。

それでも親を心の底からは嫌いにはなれなかったんですが、
子どものころから「頑張らないと親に認めてもらえない・褒めてもらえない」という気持ちが強くて、
それが今でも自分を縛っていることに、カウンセリングを進めるうちにだんだん気がついていきました。

大人になってからも「人に認められたい・必要とされたい・そうでないと自分には存在価値がない」、という考えを無意識に持ってしまっていて、
そのせいで就活の時も、面接で自分をすごく褒めてくれた会社に、すぐに入社を決めてしまっていました。
自己肯定感の低さから、あまり深く考えずに、ブラック企業を自分から選んでしまっていました。

また、社会人になってからも「結果を出さないといけない・人の期待に応えないと価値がない」、という気持ちが強くて、
そのせいで自分に必要以上にプレッシャーをかけてしまっていたんだ、と気がつきました。
自分でハードルを上げすぎてしまっていて、それでもそれを乗り越えられない自分にイライラするし、助けてくれない周りにもイライラするし、という状態に入り込んでしまっていました。

そんな私に、レンさんは「いったん自分自身へのハードルを下げてみてはどうでしょうか」とアドバイスをくれました。

すぐできなくてもいいんだ。
いったん目標を下げて、少しずつスモールステップでハードルを上げていってもいいんだ。
いきなり上を目指さなくてもいいんだ。
だんだん自分を認めてあげたらいいんだ。

そう思えるようになったことで、とても気持ちが軽くなったことを覚えています。

それまでは仕事がうまく行かないと、泣きたくないのに涙が出てきてしまったり、数日間引きずってしまうことも多かったんですが、
今は落ちこんでも、次の日には気持ちを切り替えて立ち直ることができるようになりました。
それも、レンさんのカウンセリングを受けて、話を聞いてもらえたり、いろいろ具体的な対策法を教えてもらえたことが大きかったと感じています。

だんだん自分を客観的に見られるようになったことで、将来についても考える余裕が出てきて、最近は自分が本当にやりたい仕事も少しずつ見えてきました。

レンさんは私にとっては、いい意味で、あまり重すぎない雰囲気でお話を聞いてくれるカウンセラーさんです。
きちんと話を聞いてくれつつ、ときどき「くすっ」と笑えるようなことを言ってくれたりして、うまくバランスを取って楽しい空気をつくってくれます。
なので、気持ちが落ちている時でも、レンさんと話すと、それ以上は悪化しないという感覚があります。

私の性格についてもめちゃくちゃ肯定的なことを言ってくれて、
自分のコンプレックスや変えたいところも、「別に変える必要は無いと思いますよ、変えるんではなくて、違う見方をしたら良いと思いますよ」、と言ってくれます。
相手を肯定してくれる言葉が多いので、お話ししていてプラスの感情になることが多くて、毎回カウンセリングのあとに気分が良くなることが多いです。

レンさんのカウンセリングを受けたことで、私は色んな部分で変わったと思います。
以前は気分の浮き沈みが激しかったんですが、それが少しずつ無くなってきました。
それと、前はかなりインドアで、休みの日も家にこもっていることが多かったんですが、だいぶ外に出たり行動するようになったと思います。

カウンセリングを受けて「また頑張ろう」という気持ちになれたことで、わたし自身も大きく変われたのだと思っています。

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