- この記事のテーマ
- 『自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと』を見つける方法について解説します(前編はこちら)。
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- 『自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと』を見つけたい方
- 『自分がやりたいこと』が分からなくなっている方
- 『Well-being(ウェル・ビーイング)』な生活を送りたいと思っている方
『ウェル・ビーイング』な人生を送るには、「自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと」を知ることが大切です。
『自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと』を見つける方法について知りたい方は、こちらの記事をお読みください
(前編はこちら)。
- この記事の概要
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この記事は、『Well-being(ウェル・ビーイング)』を実現する上で重要となる『自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと』の見つけ方について解説しています。
- この記事の信頼性
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- 有名メンタルコーチによって書かれた書籍を基に記事を構成しています。
- 信頼できる引用元からの引用を元に、記事を構成しています。
こんにちは。 ウェルビーイング・ラボ、アシスタントのマコです♪
こんにちは! ウェルビーイング・ラボ、マスコットのウェルビーです!
さて。
当サイトでは「健康」で「幸せ」な、「『ウェルビーイング(Well-being)』な人生」を送る方法を研究していますが、
今回は、前回に続いて
『自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと』を見つけるには?
をテーマに考えてみたいと思います。
『体の声・心の声』を聞くには、『自分と仲良くなる』こと!
どうすれば『自分と仲良く』なれるのか?
前回の記事で、
「自分が本当にやりたいこと・自分が本当に好きなもの」を見つけるには、
- ・自分の「欲望」を知ることが大切
- ・それを知るためには、その欲望が『道徳的に良いこと・悪いこと』であるかどうか、はいったん忘れて考える(※ただし犯罪などの反社会的行為はNG)
- ・そして、自分の「頭の声・体の声・心の声」に耳をかたむける
ことが大切とお伝えしました。
そしてこの考え方は、
大平信孝さんの『本気で変わりたい人の行動イノベーション』
という書籍に書かれていたものです。
はーい、覚えてま〜す♪
さてそれでは、具体的にどうすれば
- ・『頭の声・体の声・心の声』をハッキリと聞き
- ・『自分の欲望』を知る
ことができるようになるのでしょうか?
う〜ん、とりあえず素直になること?
ぼくは今でも、お腹グォングォン鳴ってるビ〜。
ウェルビーくんは、ありのままで生きてますね。
前述の『本気で変わりたい人の行動イノベーション』の中で、
著者の大平信孝さんは、
- ・『頭の声・体の声・心の声』をハッキリと聞き
- ・『自分の欲望』を知る
ためには、
- ・自分と仲良くなること
- ・毎日の「1分間行動イノベーション」
を、提唱されています。
自分と仲良くなる?
なんかおもしろーいw
僕は自分大好きイルカだから、考えたこともないビ〜な。
ウェルビーくんはそうでしょうね。
まず『自分と仲良くなる』とは、どういうことでしょうか?
これは言い換えると、「自分を受け入れる」とも言えると思います。
『自己肯定感』という言葉がありますが、
『自分を受け入れている』ことは、『自己肯定感が高い』ことだとも言えるでしょう。
自己肯定感、なるほど〜。
でも『自己肯定感』よりも、『自分と仲良くなる』のほうが覚えやすいビーな。
『自分と仲良くできていない』人は、自分の『体の声・心の声』を素直に聞くことができない。
そうそう。
より分かりやすくしたら、この表現になったんでしょうね。
それでは、自分が
「自分と仲良くなっているかどうか」は、
どうやって判断したら良いのでしょうか?
う〜〜ん、考えたこともないので、難しいです…。
ですよね。
自分が「自分と仲良くなっているかどうか」は、
逆に「自分と仲良くなれていない場合」、
つまり、「自己肯定感が低い場合」
から考えてみたほうが、分かりやすいかもしれません。
『自己肯定感が低い人』の特徴としては、
- 『自己肯定感が低い人』の特徴
- ・自分に自信がない
- ・すぐ自分にダメ出しをしてしまう
- ・何をやっても失敗するような気がしてしまう
- ・自分は人に嫌われていると思いこんでしまう
- ・少々の失敗で必要以上に自分を責めてしまう
- ・極端に自己評価が低い
- ・自分は価値のない人間だと思ってしまっている
などが挙げられると思います。
これらの特徴に当てはまる行動を日頃から取ってしまっている場合、
その人は、
「自己肯定感が低い = 自分と仲良くできていない」
と言えるのではないでしょうか。
なるほどー、たしかに、
こういう感じの人もいるかもしれないですね。
そして『自分と仲良くできていない人』は、
自分の『体の声・心の声』を素直に聞くことができません。
仮に声が聞こえてきたとしても、
- 「これは自分のワガママだ」
- 「甘えているからこんな気持ちになるのだ」
- 「自分は心の弱い人間だ」
などと考えてしまい、
自分の『体の声・心の声』を「悪いもの」としてシャットアウトしてしまうからです。
自分で自分を追い詰めてしまってるのかもビーな。
そうですね。
結果的に、それが長年続く場合もあります。
そのうちに自分の『体の声・心の声』が聞こえなくなってしまい、
「自分の欲望が分からない」状態になってしまったのが、
『自分と仲良くなれていない人』なのだと思います。
逆に、『頭の声』を意識しすぎてしまってるのかもしれないですね。
そのとおりだと思います。
なので、先ほどの『自分と仲良くできていない人』の条件に、
いくつか当てはまるなと感じた人は、
まず『自分と仲良くなる』ことから始めてみてはどうでしょうか。
自分と仲良くならないと、本当にやりたいことも見つからないってことビーね。
その通りですね。
どうすれば、『自分と仲良く』なれるのか?
『自分と仲良くなる』には、自分の「頭の中に浮かんだこと」を『否定しない』
では、具体的な
『自分と仲良くなる方法』を考えていきましょう。
その方法は、
- ・自分の感情
- ・頭に浮かんだこと
- ・自分がやりたいこと
を『否定しない』ということです。 それが犯罪などの反社会的な行為に繋がらない限り、 自分の中に湧いた感情をまずは「素直に肯定する」ことが大切です。
たしかに、否定的なことを言われたら、
その人のことは好きになりづらいですよね。
それは自分に対しても一緒、 ってことなんですかね?
まさにですね。
『人からやられて嫌なことは、自分自身にもやらない!』
これが「自分と仲良くなる」上での鉄則ではないでしょうか。
まず自分を大事にしてあげるのが大切ビーな。
ウェルビーくん、素晴らしい!
『本気で変わりたい人の行動イノベーション』の中で著者の大平さんは、
『自分と仲良くなる』具体的な方法として、
『自分に対して「しかし」という言葉を使わず、「そして」「さらに」という言葉を続ける』
ことを推奨されています。
たとえば、
「自分は本当はこうなりたい。」
という気持ちが自分の中に湧いてきた時、
「自分は本当はこうなりたい。しかし(○○の理由でそうなれない)」
と否定するのではなく、
「自分は本当はこうなりたい。そして、さらに、(○○をすればそれが実現できる)」
などのように、肯定的な方向に話を持っていくのです。
初めは難しいかもしれませんが、
こういった肯定的な言葉遣いが習慣になってくれば、
自然と気持ちにも変化が現れるはずです。
わかる〜。
言葉がポジティブだと、気持ちもポジティブになる!
それが大切なんですね〜。
自分の『体の声・心の声』を聞く『1分間行動イノベーション』
毎日の『1分間行動イノベーション』で、『自分が本当にやりたいこと』が見えてくる!
そして「自分と仲良くなる」感覚を掴めたら、 次は毎日の『1分間行動イノベーション』に取り組みます。
これは大平さんが提唱する方法論で、
やり方は簡単。
- ①寝る直前と、できれば起きた直後にも
- ②「本当はどうしたい?」を50秒間、自分に問いかける
- ③その後、10秒間で、「自分の望む姿に近づくための行動を(どんな小さなことでも良いので)取る」
この3つだけです。
本当に、1分で終わるんですね。
そうなんです。
②についてもう少し具体的な例を挙げると、
- ・本当はどうなりたい?
- ・本当は何をしたい?
- ・本当に求めているものは何?
などの質問を自分に問いかけます。
ちなみに、普段から「自分と仲良くなる」感覚を身につけられていない人は、
この「本当はどうしたい?」の問いかけをしてみても、
すんなりと答えは出てこない場合が多いかもしれません。
たしかに。 急に考えても、何も浮かんでこないかも。
しかし大丈夫。それが普通なのです。 私もこれを試してみた時、最初は正直言って何も思い浮かびませんでした。
それまで自分と家族が生活していくために、
何はなくとも「お金を稼がねば」という気持ちが強く、
「自分は本当は何をしたいのか」という感覚は後回しにして生きてきたんですね。
なので、自分に問いかけてみても
「・・・・・」
といった感じで、まったくイメージが湧いてこなかったんです。
所長もふだん偉そうに語ってるけど、そんな感じだったんビーな。
『毎日くり返す』ことで、自分の中に眠った『欲望』が見えてくる!
偉そうですみません。
しかしその後、毎日繰り返していくうちに、
だんだんと頭の中の整理がついてきました。
ちなみに私の場合、以前は自分の中に
- 「お金持ちになって豪遊したい」
- 「女性にモテモテになりたい」
といったような気持ちが、人並みに無かったわけではありません。
しかし、そういった「上昇志向」には、
正直なところ、あまり強く心が動かされない自分がいました。
そういうキャラ設定、からの〜?
キャラ設定ではありません。
これはカッコつけではなく、おそらく年齢を重ねたことが原因だと思います。
私も10代・20代の頃は、上に書いた
- ・金持ちになりたい!
- ・モテたい!
という我欲が99%で生きていたように思います。
しかしその後、結婚して家庭を持ち、子どもが生まれ、会社員を辞めて独立する、
という「人生の目標」をある程度達成した今では、
私は自分の人生にある程度、満足していることに
この『1分間行動イノベーション』を通じて気が付きました。
なので、単に「成功したい!」という気持ちだけでは、
それほど強い衝動が生まれなくなっていたのです。
え〜、枯れてくるとそういう感じになるもんなんですね〜。
まだまだ枯れてへんで〜。
なんか今日はみんな当たりが強いな…。
でも欲望が無いなら、もう所長はがんばる必要がないじゃないビーか。
たしかに、そう思われるかもしれません。
しかし実際は、私の中にはまだ、
モヤモヤした気持ちがくすぶり続けていました。
その正体は「マンネリ」です。
当時の私は仕事もそれなりに安定していて、
「お金持ちになりたい」「女性にモテたい」などの願望が薄れてきていたのは事実です。
しかし、安定すると同時に、仕事に強いマンネリ感も抱きつつあったのです。
それでもこれから、最低でも子どもが社会に出るまでの20年近く、
この状態で仕事を続けるのかと思うと、正直なところ憂鬱な気分になっていました。
初めは気が付きませんでしたが、
- ・「変化がほしい」
- ・「もっと自分が本当にやりたい仕事をしたい」
- ・「自分だけにしかできない仕事をして、自分という人間の価値を確かめたい」
というのが、私の奥に秘められた『欲望』だったのです。
なるほど、『欲望』にも色んな形があるんですね。
その通りですね。
そして『1分間行動イノベーション』を数日続けた結果、
私はその『欲望』の糸口に気が付きはじめ、
その後、その気持ちは確信に変わっていきました。
この私の例のように、本当の自分の『欲望』に気がつくには時間が必要です。
それは個人差もあると思います。
すぐに核心にたどり着ける人もいれば、数ヶ月かかる人もいるでしょう。
それでも続けてさえいれば、どんな人でも必ず、
「本当は自分はどうしたい?」の答えは見つかります。
なので、それまで諦めずに続けてみてください。
これが、私からみなさんへのメッセージです。
所長もたまには、いいこと言うビ〜。
いままだ『自分の欲望』が分からない人でも、
時間をかけて考えていくことが大切なんですね。
その通りです。
ちなみに、ここで紹介した
『1分間行動イノベーション』のメソッドについては、
大平信孝さんの
『本気で変わりたい人の行動イノベーション』および、その続編となる
『今すぐ変わりたい人の行動イノベーション』などの書籍で詳しく紹介されていますので、
ぜひご一読を。
字が読めないけど、読んでみたいビ〜。
ウェルビーくん、字読めなかったんだ…。
まぁ、イルカだもんね…。
まとめ
それでは今回のまとめです。
『自分が本当に好きなもの・本当にやりたいこと』を見つけるには?
は今回でいったん終了です。
みなさんが『ウェルビーイング』な毎日を送られることを、 心から応援しています。
今日もご清聴、ありがとうございました!
ありがとうございました!
みなさん、こんにちは。
みんなが “ウェル・ビーイング” に生きる方法を研究する、『ウェルビーイング・ラボ』
管理人の廉(レン)です。